2003年06月24日
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1スピンドルのノートPCへの熱い期待

Written By: 川俣 晶連絡先

 実は、私が使っているノートパソコン、パナソニックのCF-B5FRはいろいろな意味で限界に達しつつあります。メモリ最大192MBは現実的に今時の用途にはあまりに不足しているし、何より最大の問題は発熱の過剰な激しさ。真夏には、底面が熱くなるのならともかく、手を置く表側も熱くなります。普通にキーボードを叩くだけでも暑さを感じて汗ばむのはちょっと異常です。ちなみに、省電力モードにしてもこれです。去年の夏は暑さに耐えられずHDDが飛んだ実績もあります。というわけで、今年の夏を前にノートパソコンを買い換えることをずっと検討していましたが、イマイチ、これだという機種がありません。

 その理由を、私が延々と語っても良いのですが、明快に代弁してくれる文章を見つけました。

Loox S80CとThinkPad X31を同時に買ったわけ

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0616/kai27.htm

 まず、こんな風に語っています。

『マジョリティは2スピンドルなのはわかりますから、多少高くても我慢するので、マイノリティのために1スピンドルの携行性に優れたマシンを出しつづけてください>メーカー各社ご担当者殿。』

 そうです。1スピンドルが欲しいのです。はっきり言って、光学ドライブを使う頻度は、皆無に近い状況です。一ヶ月に1回あるかないか。それも、単にソフトのインストールやファイルの転送に使うだけ。逆に、光学ドライブが付くことで、たとえ数十グラムでも重くなるのは、ぎりぎりまで荷物を減らして楽に移動したいケースには嬉しくありません。

 次に、こんな文章が。

『特にパナソニックさんには、ぜひともトラックボールの超低電圧版Centrinoマシンを熱望しておきたい。』

 私も、トラックボールに慣れているので、まったく同感。賛成します。

 とはいえ、ただ単に「トラックボールの超低電圧版Centrinoマシン」が出れば良いというものではありません。

 次に、こう書かれています。

『あ、ただメモリは1GB積めるようにしといてくださいね。』

 そうです。最近のパナのノートは、メモリが最大512MBしか積めません。少なくとも、これが理由で、私の次のノートの候補リストからパナ製品が消えているという事実があります。1GBも必要ないよ、と言う人がいるかもしれませんが、それは間違いです。現に、私のところでは明らかに512MBではメモリ不足で激しくスワップするケースがあるし、更にこの先しばらく使い続けることを考えれば、将来に対する増設余地は必要です。

 この記事に書いていないことを付け加えれば、CF-B5FR並の高発熱と使いにくいキーボードが付いていたら、それも不可ですね。

 ともかく、パナソニックさん限定のお願いではありませんが、「1スピンドルの携行性に優れたマシン」をよろしくお願いします。買ういう確約はできませんが、候補リストには入ることになるでしょう。